昨年同様に新規パーソナルトレーニングスタジオがオープンしては消えていく。このような繰り返しが数年間大分市では続いていますね。安易な参入計画も1つの要因ですが、パーソナルトレーニングスタジオを取り巻く環境の変化についていけない事が大きな要因であると私は個人的に考えています。
パーソナルトレーニングを取り巻く環境は全体的にはプラス面の傾向があります。需要もまだ伸びますし国策としても様々なプラス要因が今後も期待できます。しかし、それ以前に安易な低価格の表示やサービスの質の向上と付加価値の創設が難しい店舗が経営に苦しんでいるようです。
そもそも、パーソナルトレーニングと言えどもビジネスですからトレーニング指導のノウハウだけでは成功は難しいのは当然の事ですね。経営に長けてる人間でないと今後の競争時代は確実に生き残れません。
昨日ライザップさんの決算報告の記事を拝見しました。多角経営の末の赤字転落ですが、そもそもおからクッキーで成功した会社がパーソナルトレーニングスタジオ経営に乗り出し成功を収めた訳ですが、それ以上を望んだ結果が裏目に出てしまったようです。
事実パーソナルトレーニングスタジオ経営は簡単なものではありません。これは大分県でも同様の事です。真面目にお客様と向き合うと同時に高付加価値を提供し続ける事。さらに価格面だけでなく新たなトレーニング手法の開発も常に求められます。
このように非常に難しいビジネスの1つであるわけですが、軽い考えで出店してしまうケースも目立ち、新規店舗の一年存続率は高いのですが二年目からの存続率は50%を下回る数字が出ています。
要するに二年間持ちこたえれる新規店舗が半数以下という事になります。健康に携わるビジネスですから今後も需要は見込めますが、半分遊び半分的な経営者も私の知る限り存在し、非常に残念に感じます。
高額な金銭を頂き、ダイエットに真剣に取り組む方々を相手にしている事を再度自覚してほしいと強く感じますね。大分のパーソナルトレーニング業界の地位向上の為にも、もっとビジネスに真剣に取り組んで頂きたいと思います。
他店からワイズボディメイクに乗り換えるお客様が増えている事が、このような問題を教えてくれます。予約を入れない悪質なスタジオ、繰り返し申してますが、トレーニングは最低でも週に二回は行わないと効果は現れません。
週に一度のトレーニングではほとんど意味をなさないのです。このような問題もお客様自身が知識武装して、これからは厳しい目で大分のパーソナルトレーニングスタジオ選びを行うようにしましょう。
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